ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を用いて老化した角質を剥離することで、正常なターンオーバーに戻す肌の改善方法です。通常、正常なお肌は基底層で生まれた表皮細胞が角質層に達して最後に垢になってはがれ落ちる周期(ターンオーバー)が約28日間といわれています。しかし、ターンオーバーが乱れると、古い角質がお肌の表面にだんだんと厚く蓄積され、様々なお肌のトラブルの原因(角質が部分的に厚くなる、毛穴を詰まらせるなど)になります。薬剤の浸透させる深さで、用いる薬剤が異なります。
ケミカルピーリングの効果
ケミカルピーリングには角質の代謝亢進、真皮上層の細胞活性化などの効果があります。
また、下記のようなことにも効果があります。
- ■肌を柔らかくつるつるに
- ■シミを薄く
- ■くすみ
- ■赤ら顔
- ■シワ
- ■ニキビ・ニキビ跡
- ■毛穴引き締め、キメを細かくする
日本人向けのケミカルピーリング効果
日本人向けのケミカルピーリングは、特にシミ・軽い色素沈着・小じわ・ニキビ(特に大人のニキビ)などに効果があります。シミや小じわなどに目に見えるような効果を出すには、ある程度以上の働きかけをするような濃度でないと、なかなか難しいそうです。
ケミカルピーリングの種類
1.Superfical Peeling 〜 肌表面のピーリング
- 皮膚の基底層まで浸透させる。(=基底層までを生まれ変わらせる)
- 薬剤:AHA、サリチル酸、ジェシナー氏液、TCA(10%〜20%)
- 目的:表皮異形成(肌表面のトラブルを改善?)、色素沈着改善のためには数回の治療が必要。病理学変化(改善)には限界がある。Peeling後は日常生活が送れる。日本人には最も適する。
2.Medium Depth Peeling 〜 中程度の深さのピーリング
- 真皮乳頭層(真皮の上の方)まで浸透させる。
- 薬剤:TCA(35%〜50%)、グリコール酸(70%)
- 目的:表皮異形成、色素沈着、しわの改善白人で、7〜10日の上皮化、数ヶ月の発赤・色素沈着
3.Deep Peeling 〜 深いピーリング
- 真皮網状層の一部まで浸透
- 薬剤:フェノール
- 目的:メラニン異形成、シミしわの改善白人でも大変なトラブルになることがある
- 日本人の皮膚の特徴として、色素沈着が起こりやすい
- 発赤が続く(数年間に渡る場合もある)
- 跡が残る
